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年賀状は出せる?喪中にあたる範囲とは?

投稿日:2015年10月16日
年賀状は出せる?喪中にあたる範囲とは?

年賀状を書いた後に、喪中はがきが届くことはありませんか。「もっと早く送ってくれればいいのに」と思う人も少なくないでしょう。また自分が出す場合は、いつごろまでに誰に来るべきか迷うことと思います。ここでは、意外と知られていない喪中の対応について紹介します。

喪中とは

「喪」とは人の死を悲しむ者が、一定期間祝い事や娯楽を慎むことです。「喪に服す」は人の死を悲しんでいる状態を、「喪中」は喪に服している期間を指します。その習慣がいつ頃から始まったのかは定かではありませんが、日本では古来より「死は穢れているもの」と考えられていたため、それを外に出さないように死人が出た家族が一定期間慎ましく暮らしたことが習慣化したといわれています。今から100年以上前の1874年(明治7年)の太政官布告に喪中の範囲や対象や期間が細かく定められていましたが、1885年(明治18年)に廃止されてからは一度も明文化されることなく今日に至っています。

喪中になった際、年賀状は控えるべき?

「門戸を閉じ、酒肉を断ち、弔せず、賀せず、音曲をなさず、嫁とりをせず、財を分かたず」と言って、喪中では故人の冥福を祈るために祝い事や派手な行動を慎んでいました。その流れから祝いを意味する年賀状も、自粛される傾向にあります。喪中となる範囲は、父母・配偶者・兄弟姉妹・子供・祖父母・配偶者の父母・配偶者の兄弟姉妹・子の配偶者・孫・孫の配偶者の極めて近い関係の親族が一般的です。これらの方々に不幸があったお宅には、年賀状はもちろんのこと、結婚式やパーティーなどの案内は控えた方がよいでしょう。

喪中はがきを出すべき範囲

時代と共に年賀状の役割は変化しており、現在では親類や知人に近況を知らせるプライベートなものと、ビジネスのための挨拶的なものに二分化される傾向があります。故人に関係した親族には、改めて喪中であることを知らせる必要はありませんので、それ以外の人に喪中はがきを出して知らせます。ビジネス的要素が強い場合は、喪中に関係なく仕事の一環と割り切って年賀状を出す人もいるようです。

喪中はがきを出すべき時期

毎年10月末には年賀状が発売されるので、早い人はその頃から書き始めますので、相手のことを考えると、11月中か12月初旬には喪中はがきを送るのが親切と言えるでしょう。

喪中の期間

前述したように喪中に明確な規定はありませんが、死後一周忌とするのが一般的ですので、その期間の年賀状は控えましょう。喪中はがきの遅れや連絡ミスによって年賀状を送ってしまった場合や相手から年賀状が届いた場合は、1月7日の松の内が明けてから寒中見舞い送り、年賀状のお詫びや近況報告としましょう。

喪中に対する考え方は、地域や世代によって大きく異なります。「寂しいから気にしないで年賀状を送ってよ」と言う人もいれば、「喪中に年賀状など非常識だ」と言う人もいるでしょう。上記の内容を参考に喪中のマナーをしっかりと把握し、適切な対応をしてみてください。