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年賀状の込める意味とは?

投稿日:2015年10月16日
年賀状の込める意味とは?

パソコンや携帯電話の普及により、若い方を中心に新年の挨拶はEメールが一般化しています。確かにEメールは年賀状よりもコストも手間も少なく手軽ですが、もし元日に一枚も年賀状が届かなかったら日本のお正月はかなり寂しくなるでしょう。実は年賀状には1000年を超える歴史があるってご存知でしたか?ここでは、あまり知られていない年賀状のルーツや意味を紹介します。

年賀状の由来

年賀状の原型は平安時代または奈良時代に、宮中で貴族が新年の挨拶を文にして交換したのが始まりと言われています。今も昔も、新年は新鮮な気分となる特別な日であったのでしょう。もちろん当時は交通機関のみならず通信網も整備されていないため、遠方の人に手紙を出すことは難しい時代でした。そんな時代だからこそ、年始に手紙を交換する習慣が特別な行為とされていたことが分かります。

その後も戦国時代は飛脚が活躍により通信網が発達し、明治に入ると日本に郵便事業が誕生します。明治4年には郵便事業が開始され、明治6年にははがきが誕生します。明治10年にはすでに現在の年賀状に近い、年始郵便と呼ばれる広告付きのハガキが発売されました。その後も年賀状は100年以上の歴史を歩み続け、近くのポストに投函するだけで遠方にも郵便物が届く日本の郵便システムの利便性も合間って、現在も日本に欠かせない習慣として存在しています。

年賀状に込める意味とは?

昨今では廃れつつありますが、古くから日本には新年に年上の方やお世話になった方のお宅を訪ねて挨拶をする「年始の挨拶まわり」という習慣がありますが、時間的にも距離的にも全ての家に挨拶に出向くのは不可能なため、その代わりとしたのが年賀状です。したがって年賀状には、日ごろお世話になっている方々へ感謝の意を表し、遠方の方には新年を祝う言葉と共に変わらないお付き合いをお願いする気持ちを込めて送ります。親しい相手には結婚や出産、進学や就職等の近況報告を、仕事の関係者等には日ごろのお礼をしたためるのが一般的です。

しっかり相手に伝えるなら手書きで

忙しい中で年賀状を書くのは手間がかかるため、印刷を業者に任せて簡単に済ませる人も多いでしょう。しかし年賀状本来の目的である近況報告や感謝の気持ちを表したいのなら、短くても良いので、手書きで気持ちを一言添えることをおすすめします。また、近況を簡単に知らせたいのなら、家族や趣味の写真を載せるのもよいでしょう。ここで気を付けたいのは、送る相手によって絵柄やコメントを変えることです。親しい人とそうでもない人、ビジネス用など年賀状を出す相手をよく吟味して、送り先に合わせて数種類を使い分けてみてください。

年賀状は、単なるはがきにはない特別な意味があります。師走の忙しい最中に年賀状を書くのは面倒な作業ですが、1年に一度のご挨拶です。送る相手の気持ちに合わせて年賀状を作ってみるのはいかがでしょうか?